TW1(無限のファンタジア)に生きるキスイ・キョウメイ(a76517)の雑記だったり呟きだったりメモ帳だったり
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……疲れた。
回復アビリティでも治らないと思ったら……(悔しそうに足引き摺り、ベッドに突っ伏し)
……5日。
……便利な、身体……だな。(そのまま寝息をたてはじめた)
回復アビリティでも治らないと思ったら……(悔しそうに足引き摺り、ベッドに突っ伏し)
……5日。
……便利な、身体……だな。(そのまま寝息をたてはじめた)
泣いている。
一体誰が? ああ、聞き覚えがある。あって当然か。
夢も現もわからないままに目の前の茶色めいた赤を撫でると、涙をはらんだ目がこちらをきっと睨む。
こんなに惜しげもなく感情を露わにしたのは、この赤と同じくらいの年……7歳までと、最近になってようやく、だ。
何故泣いているのかと問えば、何故そんな平然としていられるのかと逆に問われた。
何が平然としているのだろう。
この年の時は、ひとつでも大きくなれば夢は実現すると思っていた。強くなれると信じていた。だけれど、今の年になっても自分は相変わらず子供で、相変わらず弱くて。
失望しているのかと問えば、お前が失望しているんだろうと逆に詰られた。
脇腹に走る痛みで目を覚ますと、夜の帳が下りていた。
なんとなく、赤を触った右手を凝視して、暫し後に――
「変な夢……」
呟いた言葉は、霧散して夜の闇に消えていった。
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